持続可能な開発目標(SDGS) は2030年までに達成すべき地球規模の課題を掲げた行動計画。
2015年に持続可能な開発サミットにて採択されました。
ブラーマ・クマリスはこれに先立ち、2009年より「ブラーマ・クマリス 環境イニシアティブ」を発足し、
ラージャヨガ瞑想を通して心の環境・地球環境をクリーンにする活動を実践しています。
ブラーマ・クマリスの活動とSDGsの目指すものは重なる部分も多くあり、私たちは活動を通じてSDGs達成に貢献することを目指しています。
India One
India Oneは、ブラーマ・クマリスと姉妹組織ワールドリニューアル・スピリチュアルトラスト(WRST)が長年の研究を経て設立した、1MWの太陽熱発電所です。この発電所はブラーマ・クマリスシャンティバン・キャンパスの近隣にあり、25,000人もの学生とスタッフが生活する分の電力を賄うことに成功しています。
また、India Oneの中には太陽集光技術の促進のためのトレーニングセンターがあり、この施設は国連開発計画(UNDP)、地球環境ファシリティ(GEF)および新再生エネルギー省(MNRE)の後援を受けています。
モディ首相からも称賛の声
India Oneの功績については、インドの政府の後押しを受けています。ナレンドラ・モディ首相はブラーマクマリス80周年記念の式典のスピーチにおいて、India Oneをはじめとするブラーマ・クマリスの活動への賛辞を送りました。(スピーチ全文)
CST&Solar Cooker Excellence Award 2016 受賞
ブラーマ・クマリスおよびWRSTは、2016年4月29日電力・石炭・再生可能エネルギー大臣(NRE)より、名高いCST&Solar Cooker Excellence Award 2016を受賞いたしました。
その他の気候変動問題に対する取組
年 | 世界の主な動き | ブラーマクマリスの取組 |
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1992 | リオサミット開催。気候変動に関する国際連合枠組条約の採択(UNFCCC)。現在、197か国が批准。 | |
1997 | COP3が京都で開催。京都議定書採択(途上国に排出削減義務なし。最大のCO2排出国である米国が不参加)。 | |
2009 | COP15がデンマーク・コペンハーゲンで開催。先進国と途上国が対立。 | 環境イニシアチブ立ち上げ。 「意識と気候変動」の声明を記者発表。 |
2010 | COP16がメキシコ・カンクンで開催。先進国と途上国が対立。 | 「意識と気候変動」の声明を記者発表。 (COP15とCOP16の声明で1セット) |
2011 | ダボス会議開催。国連事務総長が、「思考と行動の革命、意識の回復」を提唱。 | 国連広報局/NGO総会において「アースケア~考えの改革」を提唱 |
2015 | COP21がフランス・パリで開催。パリ協定採択(途上国も含めたすべての参加国に排出削減義務あり)。 | 「意識と気候変動」の声明で、「意識のシフトによる解決」を提唱 |
2017 | COP23がドイツ・ボンで開催。タラノア対話(ストーリーを語る対話型、透明な対話プロセス)の実施決定。 | 「意識と気候変動」の声明で、「人々のエンパワーメントによる解決」を提唱 |
2018 | COP24がポーランド・カトヴィチェで開催。パリ協定実施に向けた具体的な方策に合意。(タラノア対話により、先進国と途上国の協力的な対話が促された。) | 「意識と気候変動」の声明で、「瞑想を通じた新しいマインドセット(心の在り方)」を提唱 |